米ガートナーが14日に公表した世界の携帯電話販売統計によると、今年1~3月期の総販売台数は4億2582万台で、1年前から0.7%増と小幅な伸びにとどまった。
同社によるとフィーチャーフォン(従来型携帯電話)の台数は1~3月期に21.8%縮小。一方でスマートフォンは2億1004万台となり、1年前から42.9%増加した。
アジア太平洋以外は軒並み減少
携帯電話全体の販売台数に占めるスマートフォンの割合は49.3%と、ほぼ半数に達している。昨年1~3月期に34.7%だったこの割合は、その後の四半期で36.7%、39.6%、43.9%と推移し、ついに5割を若干下回る程度にまで拡大したというわけだ。
ガートナーによると、アジア太平洋地域で安価な端末が急速に伸びたことがその理由だ。例えば1~3月期の世界携帯電話市場を地域別に見ると、アジア太平洋地域は約2億2600万台となり、世界全体の53.1%になった。
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