人材総合サービスのエン・ジャパンが運営する転職情報サイト「[en]社会人の転職情報」は、同サイトの利用者4865人を対象に実施した退職理由に関するアンケート調査の結果を発表した(調査期間は 2013年7月4日〜同7月9日)。それによると、会社(人事)に伝えた退職理由が本音と異なる人は45%を占め、本当の理由を伝えた人は55%だった。
退職を決めた時、最初に報告した相手は「上司」(69%)との回答が最も多かった。上司に報告後、人事や経営者へと退職の意思が伝わることを考えると、上司に報告した退職理由がすでに建前である可能性が高いと、調査では分析している。
会社に伝えた退職理由として最も多かったのは「家庭の事情」(32%)、次いで「仕事内容」(25%)だった。一方、本音の退職理由は「人間関係」(26%)が1位、「社風や風土」(18%)が2位となり、合わせて4割以上が仕事内容や給与および待遇といった労働条件とは異なる理由で退職を決めている。なお建前で首位だった「家庭の事情」は、本音ではわずか3%だった。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「退職理由、約半数はタテマエ。ホンネは…」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。