カナダのブラックベリーは11日にマレーシアで小規模なイベントを開き、スマートフォンの最新モデル「ブラックベリーZ30」を発表した。開発が大幅に遅れ、今年初めにようやく完成した基本ソフト(OS)「ブラックベリー10」を搭載する4つめのスマートフォンとなる。
全面タッチパネルの大型モデルで新興国市場テコ入れ
今度は画面サイズが5インチと、韓国サムスン電子の「ギャラクシーS4」とほぼ同じ大きさ。大型画面のスマートフォン市場に参入し、業績不振のスマートフォン事業のテコ入れを図るというわけだ。
またマレーシアで製品発表会を開いたのには理由があるという。
米ウォールストリート・ジャーナルによると、同国はブラックベリーにとって重要な市場。同社のマレーシアにおけるスマートフォンのシェアはサムスン、アップルに次いで第3位。
同国では、若年層の人口がスマートフォンの豊かな市場を形成しているほか、政府のスマートフォン利用推進政策も販売を後押ししているという。
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