米アマゾン・ドットコムは、年末商戦に向けて臨時雇用者を大幅に増やすと発表した。米国では7万人、英国では1万5000人を雇い入れる。これら米国と英国の数は昨年に比べそれぞれ40%、50%多いという。いずれも同社の物流施設で商品配送業務などに携わる人員だ。
これに先立ち、同社は米国の物流施設で新たに約5000人のフルタイム従業員を雇用すると発表していた。対象は、テネシー州やカリフォルニア州、テキサス州など10州の合計17の施設。同社は昨年1年間に米国で8カ所の物流施設を建設しており、今後さらに増やしていく予定だ。
ライバルよりも多いアマゾンの臨時雇用者数
同社の物流施設は昨年末時点で世界に89カ所ある。また米国における物流施設のフルタイム従業員の数は2万人。こうして見ると、今回の臨時雇用者の数が非常に多いことが分かる。
米ウォールストリート・ジャーナルによると、8万5000人という数は、アマゾンのライバルである米ウォルマート・ストアーズや米ターゲットの臨時雇用者数を上回っているという。

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