米アマゾン・ドットコムが音楽のストリーミング配信サービスを始める計画だと複数の米メディアが報じている。同社がこうしたサービスを検討しているという報道は以前にもあった。だがビルボード誌によると、今回同社は大手レコード会社と協議を進めており、楽曲の使用料も提示している。
その金額とは年間3000万ドル。ウォールストリート・ジャーナルによると、アマゾンの提案ではこのうち500万ドルを独立系レーベルが受け取り、2500万ドルを米ユニバーサルミュージック・グループ、米ソニー・ミュージックエンタテインメント、米ワーナーミュージック・グループの大手3社で分配するという。
インターネットラジオなどの音楽ストリーミングサービスは利用者の聴取頻度をベースに楽曲使用料を支払っており、アマゾンが提案する一括方式はまれだという。またアマゾンの提示額ではレコード会社が受け取る金額が大幅に減るため、交渉は合意に至るかどうか分からないという。
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