米Amazon.comが自社ブランドのスマートフォンを開発しているという噂はかねてからあったが、ここ最近、この話題に関するニュースが盛んに報じられるようになった。
例えば米Wall Street Journalは、「Amazonは6月末ごろにスマートフォンを発表したあと、9月末までに出荷を開始し、年末商戦に間に合わせる計画」と伝えた。
同紙によると、Amazonのスマートフォンは特別な眼鏡を用いることなく3D画像を表示できるディスプレーを備えている。本体前面には4つのカメラとセンサーを内蔵し、利用者の視線の動きや、端末と顔の距離や動きを検知する。これにより、画像のズームを自動で行うという。
そしてWall Street Journalの報道から1週間後、今度は米BGRが、信頼できる情報筋から入手したというプロトタイプの写真を掲載した。BGRによると、Amazonのスマートフォンには低消費電力の赤外線センサーが搭載され、ソフトウエアとの連携により常にスクリーンの視覚効果を補正しながら3D画像を表示するという。
こうした報道は、いずれも事情に詳しい関係者から得られたという情報をもとにしたもの。Amazonから正式なコメントが得られたわけではなく、計画は中断される可能性もある。
本記事は、日経BP社の総合ITサイト「ITpro」向けに弊社が執筆した記事「Amazonがハードウエアを相次ぎ投入、次に来るのは「Kindle Phone」?」の一部です。全文は、ITproのサイトにてお読みください。