米ヤフーが「ブリンク(Blink)」と呼ばれるモバイルメッセージアプリを手がける新興企業を買収したことが明らかになった。
2011年に元グーグルの社員によって設立された企業で、米テッククランチなどの報道によると従業員数は7人。創業者を含むこれらメンバーの全員は5月13日付でヤフーに移籍している。
同社には米アップルの「iOS」と米グーグルの「アンドロイド」向けのアプリがあるが、今後数週間以内のこれらアプリの提供を打ち切るという。
ヤフー、活況呈すメッセージアプリ市場に参入
ブリンクのウエブサイトには「我々のビジョンをヤフーに持ち込むことによってもたらされる新たな可能性に期待している」という短いコメントだけがあり、買収金額などの詳細は分からない。
だが、この買収が人材や技術の獲得を目的とした「アクイ・ハイア」という買収形態であることは確かなようだ。
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