ヘルスケア事業を展開するMSDは、不眠に関する意識と実態調査の結果を発表した。それによると日本人の約4割は不眠症の疑いがあるという。
20歳代—70歳代の男女7827人を対象に、国際的な不眠症判定法「アテネ不眠尺度(AIS)」を用いたところ、「不眠症の疑いなし」は38.9%、医師への相談が望ましいと思われる「不眠症の疑いあり」は38.1%だった。「不眠症の疑い少しあり」は18.4%で、4.7%は現在不眠症治療に通院している。
睡眠の質を低下させる原因となる「ストレスがある」「不規則な生活をしている」「悩みがある」「多忙である」などで自分にあてはまる感覚があるか聞いてみると、不眠症状が強いほど当てはまる項目が多かった。特に「ストレス」は、「疑いなし」層が19.5%であるのに対し、「疑い少しあり」層は38.1%、「疑いあり」層は58.5%、「治療」層は65.7%と高くなる。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「不眠症の疑い、20・30代に多い「寝る前のスマホ」」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。