人事のプロを支援するHRプロは、2016年度新卒採用に関する意識調査の結果を発表した。それによると、経団連が示した採用スケジュール繰り下げ(大学3年生の3月解禁)に逆行して、むしろ就職活動の開始は早まっているという。
2016年春に卒業予定の大学生および大学院生839人に、就職活動に不安を感じるか聞いたところ、86%が「不安」(「とても不安」と「やや不安」の合計)と答えた。理由は「全体のスケジュールが変わったから」(65%)がトップに挙げられた。
企業は新スケジュールを守った採用活動をすると思うか尋ねると、「多くの企業が守ると思う」(15%)と「大手企業は守ると思う」(43%)が合わせて半数を超えた。それでも特に就職活動をしていない学生は3%にとどまり、多くの学生がすでに活動を始めている。就活を始めている最大の理由は「3月からでは遅い」(57%)だった。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「早期化する就活、需要高まるインターンシップ&逆求人型サイト」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。