米グーグルは、開発中の自動運転車について、公道で走行試験が行える初の本格的な試作車を完成させたと発表した。
自動運転車の公道走行試験を行うには、グーグルの本社があるカリフォルニア州から認可を受ける必要がある。
同社の公式ブログへの投稿によると、今回の試作車はまだその認可を受けていないもよう。だがその見込みは十分あるようで、ブログでは来年初めにも北カリフォルニアの公道で走行試験を行いたいと述べている。
公道試験用の試作車を開発
同社は今年5月にこの試作車の元となる初期モデルを完成させた。これは屋根の上にセンサーを装備しており、周囲360度の物体を検知しながら自律走行する。
車内には、2つのシートと収納スペース、スタートボタン、ストップボタンなどがあるのみで、ハンドル、アクセル、ブレーキなどの運転装置はない。
ところが、今年9月にカリフォルニア州で施行された自律走行車の公道走行試験に関する新たな法律では、訓練を受け、資格を得たテストドライバーが常に運転席に座り、即座に車両を制御できる状態で走行することを義務づけている。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「グーグルが目指す自動運転車とは? 大手自動車メーカーとは異なるアプローチ」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。