中国シャオミ(小米科技=Xiaomi)の2014年における売上高は前年実績の2倍以上になった。こうした業績データを同社の創業者で会長兼最高経営責任者(CEO)の雷軍(Lei Jun)氏が中国のミニブログで公表し、これを複数の海外メディアが大きく取り上げている。
昨年は世界3位に躍進
それによると、シャオミの昨年1年間の税込売上高は743億元(約119億7000万米ドル)で、前年の2.35倍になった。また年間のスマートフォン販売台数は同3.27倍の6110万台に達したという。
シャオミの創業は2010年4月で、その翌年にスマートフォンの初代モデルを発売した。同社はまだ創業5年にも満たない新興企業だが、最近は躍進が続いている。
英国の市場調査会社カナリスによると、昨年4~6月期にシャオミの中国におけるスマートフォンの出荷台数は前年同期比240%増の1500万台となり、同社は中国市場で初めて韓国サムスン電子を抜いて1位になった。
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