米国のインターネット広告業界団体インタラクティブ・アドバタイジング・ビューロー(IAB)と米プライスウォーターハウスクーパース(PwC)がこのほどまとめた調査リポートによると、今年上半期(1~6月)における米国インターネット広告の売上高は275億ドルとなり、過去最高を更新した。
6年連続の2桁成長へ
これは昨年上半期の231億ドルから19%多い金額。またこの金額は昨年下半期(7~12月)の264億ドルをも上回っている。過去10年の傾向を見ると、米国のネット広告売上高は毎年、下半期のほうが多くなる。
このことから、年後半もこのままのペースでいけば、今年の年間売上高は過去最高を記録した昨年実績を上回ると、IABは予測している。
10年前に125億ドルだった米国ネット広告の年間売上高は、2007年に200億ドル超、2011年に300億ドル超、2013年に400億ドル超と推移し、昨年は過去最高の495億ドルとなった。
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