米国の市場調査会社IDCがこのほどまとめたパソコン市場に関するリポートによると、今年10~12月期の世界パソコン出荷台数は1年前に比べ10.0%減少する見通し。
これにより今年の年間出荷台数は2億7670万台となり、昨年実績から10.3%減少すると同社は予測している。
PC、日本は2桁減、欧米も減少へ
同社は今夏に公表したリポートで今年の年間出荷台数が昨年比で8.7%減少すると予測していたが、今回これを下方修正した。世界のパソコン出荷台数は来年も減少し、5年連続で前年実績を下回ると同社は見ている。
今後数年におけるパソコン市場の動向を地域別に見ると、日本と中東アフリカ地域(MEA)は2桁の減少となり、中東欧(CEE)と中南米は1桁台後半の減少。
一方、米国、西欧、アジア太平洋地域(日本を除く)はわずかな減少にとどまり、カナダは若干増加すると同社が予測している。
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