米アマゾン・ドットコムがこのほど自社のウェブサイトに掲載した案内によると、同社は今月、電子書籍端末「Kindle」シリーズのソフトウエアを無償アップデートし、ユーザーインタフェースなどに改良を施すという。
電子書籍事業をテコ入れ
このソフトウエアアップデートは「OTA(Over The Air)」という方式で自動的に行われるため、ユーザーは特に何もする必要がない。
アップデートが完了すると、現在読んでいる本や最近読んだ本が大きく表示され、操作が楽になるほか、アマゾンの「欲しいものリスト」に入れた本も見やすい位置に表示される。
また、ユーザーがあらかじめ設定した好みのジャンルや本の評価が、お薦め本の一覧に反映される。このほか、新たに設定用のツールバーが設けられる。
これにより、機内モードのオン/オフや端末間のデータ同期が容易になる。こうして好きな本を見つけやすくしたり、操作を簡便にしたりすることで、Kindleの使い勝手を向上させるという。
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