米国の市場調査会社、IDCが公表した世界ウエアラブル機器市場に関するリポートによると、今年1~3月期に世界で出荷されたこれら機器の合計台数は1970万台(速報値、以下同じ)で、1年前に比べ67.2%増加した。
「スマートウオッチ」と「ベーシック型」
IDCは先のリポートで昨年10~12月期の世界出荷台数が2740万台となり、1年前から126.9%増加し、3桁成長を達成したと報告していたが、1~3月はこれに比べ伸びが鈍化した。
ただし、これは年末商戦後に需要が一服する季節的要因の影響。世界のウエアラブル機器市場は拡大、成熟の一途を辿っており、健全な状態だとIDCは報告している。
そしてこの市場は、アップルのApple Watchに代表される「スマートウオッチ」と、リストバンド型フィットネストラッカーのように他社製アプリをインストールできない「ベーシック型ウエアラブル」が引き続き成長していくと、IDCは見ている。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「世界ウエアラブル市場、1~3月は鈍化も健全成長 「スマートウオッチ」と「ベーシック型」が牽引」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。