世界最大のスマートフォン市場と言われる中国ではシェア争いが激しく、常に販売ランキングが入れ替わる。
こうした市場リポートを香港の市場調査会社、カウンターポイントテクノロジー・マーケットリサーチがまとめた。
成長したメーカーは中国5社のみ これによると、昨年(2016年)10~12月期の同国における出荷台数は1年前から12%増加、7~9月期から9%増加した。これにより同国におけるスマートフォンの年間出荷台数は過去最高を更新した。
10~12月期は米アップルをはじめ、中国オウポ(広東欧珀移動通信、OPPO Mobile Telecommunications)、中国ファーウェイ(華為技術)、中国シャオミ(小米科技)などの主要メーカーがそれぞれ旗艦モデルの新製品を投入し、スマートフォンの需要が高まった。
ところが昨年1年間の出荷台数をを見ると、前年から順調に伸びたメーカーは、オウポ、ファーウェイ、ビーボ(維沃移動通信、vivo Mobile Communication)、ジオニー(金立通信設備、Gionee Communication Equipment)、メイズ・テクノロジー(魅族科技、Meizu Technology)といった中国5社のみ。これら5社の合計シェアは58%に達したという。
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