米アマゾン・ドットコムが7月10日から11日にかけて世界で実施したPrime会員向けの大型セール「Prime Day」は、過去最高の売上高と利益を記録したようだ。
中国・インド・メキシコ含め、世界13カ国で開催
アマゾンは毎年このセールの売上高など、具体的な金額を明らかにしないが、米インターネットリテイラーの推計によると、今年の米国における売上高は、15億6000万ドルとなり、昨年の13億ドルから20%増加する見通し。
また米国を含む世界の売上高は、21億8000万ドルで、昨年の18億ドルから、21%増加するという。
アマゾンのPrime Dayは、今年で3度目となる。2015年は米国や日本をはじめとする9カ国で実施したが、昨年はこれにベルギーを加えた10カ国で開催。今年はさらに、中国、インド、メキシコも加えた13カ国で行った。
また、Prime Dayのセール時間は昨年まで24時間だったが、今年は開始時間を6時間前倒しし、計30時間行った。こうしたセール規模の拡大も、売り上げの増加につながったとインターネットリテイラーは見ている。
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