フェイスブックには、新聞社などが、自社のニュース記事を配信できるようにする「Instant Articles(インスタント記事)」というサービスがある。
これについては、かねて、同社がメディア企業向けのこのサービスに、有料サブスクリプション(定期購読)の機能を組み込むことを検討していると伝えられていた。そして、このほど、米ウォールストリート・ジャーナルや米ニューヨーク・タイムズが報じたところによると、フェイスブックは今年(2017年)10月にも、この機能の試験運用を始めるという。
(参考・関連記事)「フェイスブック、ニュースの有料配信を検討中」
メーター制課金を導入
その機能は、例えば、ユーザーが、1カ月に記事10本といった具合に、ある一定の本数の記事を無料で読むことができ、それ以上読みたいユーザーには、有料にするというもの。こうした仕組みは、メーター制課金、あるいはメータード・ペイウオールと呼ばれている。
メーター制課金の機能については、かねて、メディア企業がフェイスブックに強く要望しており、同社はそれに応えるべく、導入を検討していると言われていた。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「フェイスブック、ニュースの有料配信、10月開始へ メディア企業の不満解消を図る」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。