米国の市場調査会社eマーケターがこの公表した、米国のソーシャルメディア市場に関するリポートによると、今年(2017年)の同国におけるフェイスブックの利用者数(月間利用者数、1カ月に一度以上アクセスする人の数)は、1億7290万人となり、同サービスは断トツの利用者数を維持し続ける。
FBのティーン利用者、2年連続減少へ
しかし、その前年に比べた伸び率はわずか2.4%にとどまる見通しだ。一方で、フェイスブック傘下のインスタグラム(Instagram)や、米スナップのスナップチャット(Snapchat)の前年比伸び率は2桁台となり、この2つのサービスは大幅に利用者数を増やすと同社は予測している(米テッククランチの記事)。
その理由は、ティーンエイジャー(eマーケターの定義では12~17歳)とヤングアダルト(同18~24歳)の間で、フェイスブックを利用する人が減っているからだという。
eマーケターは、今年におけるフェイスブックのティーンエイジャー利用者数は前年比で3.4%減少すると見ているが、この減少率は前年の1.2%を上回る。eマーケターによると、これで2年連続して、フェイスブックのティーンエイジャー利用者は減少するという。
また、11歳未満と、ヤングアダルト世代のフェイスブック利用者数の伸びは、従来予測のそれを下回る見通しだ。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「若者離れが進むフェイスブック 人気はインスタとスナチャに移行」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。