米国の市場調査会社、ガートナーがこのほど公表した最新レポートによると、パソコン、タブレット端末、携帯電話を合わせた来年(2018年)の世界出荷台数は、23億5000万台となり、今年の出荷台数から2%増加するという。
わずか2%増だが2015年以来の高い伸び
これは2015年以来の高い伸び率。パソコンは薄型高性能モデルが好調に売れる。タブレットの出荷台数は小幅な落ち込みにとどまる。携帯電話は、米アップルが11月に発売する「iPhone X(テン)」が市場をけん引していく。これにより、これら電子機器の世界市場は回復に向かうと、同社は予測している。
これら電子機器の昨年(2016年)における出荷台数合計は23億3200万台だった。これが今年(2017年)は23億700万台に減少する見通し。しかし市場は2018年には回復し、2019年も前年実績を上回るとガートナーは見ている。
パソコンは2.7億台
同社が予測する2018年の機器別出荷台数は、パソコンが2億6500万台で、今年の出荷台数から0.8%増加する見通し。同社はパソコン市場を、デスクトップパソコンやノートパソコンといった「従来型パソコン」と、薄型高性能の「ウルトラモバイル(プレミアム)」に分けて分析している。
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