米ニューヨーク・タイムズや米ウォールストリート・ジャーナルなどの海外メディア報道によると、米フェイスブックでは、このほど、中国政府首脳とのパイプ役を務めてきた王黎(Wang-Li Moser)氏という重要な人物が、辞任した。
対中外交戦略が後退
その理由は定かではないが、中国生まれの米国市民である同氏は、一身上の都合で米国に帰国することを希望したと、ウォールストリート・ジャーナルは伝えている。
同氏は、これまで、フェイスブックの対中外交戦略を率いてきた。
フェイスブックのソーシャルメディアは2009年から、同国でサービスが遮断されているが、同社はサービス再開を目指し、さまざまな施策で、中国政府との関係構築に努めている。
しかし、今回の王氏の辞任によって、その対中外交戦略は大きく後退したと、ニューヨーク・タイムズなどは伝えている。
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