中国でスマートフォンの出荷台数が、8年ぶりに減少したと、英フィナンシャル・タイムズが報じている。
中国大手がシェア拡大
中国は、世界スマートフォン出荷台数の3割強を占める最大市場。同国のこうした動向によって、メーカーや、通信事業者の巨大なサプライチェーンは、戦略の見直しを余儀なくされると、同紙は伝えている。
同紙が引用した米IDCの出荷台数統計(速報値)によると、昨年(2017年)1年間の中国における出荷台数は、4億4430万台で、前年から4.9%減少した。
中国メーカー各社の新モデルが、前モデルからの小幅な変更にとどまり、需要を十分に喚起できなかったとIDCは指摘している。今後も引き続き小規模メーカーが苦戦を強いられ、大規模な上位メーカーが勢力を拡大していくと予測している。
2017年のメーカー別出荷台数は、1位から、中国ファーウェイ(華為技術)、中国オッポ(広東欧珀移動通信、OPPO Mobile Telecommunications)、中国ビーボ(維沃移動通信、vivo Mobile Communication)、中国シャオミ(小米科技)、米アップルの順。
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