米アマゾン・ドットコムは、昨年、米高級スーパーマーケットチェーン「ホールフーズ・マーケット(Whole Foods Market)」を買収したが、その後の展開を見ていると、同社は、一刻も無駄にすることなく、このスーパーマーケットの活用を進めているようだ。
ホールフーズの商品をPrime Nowで
アマゾンは今年2月、ホールフーズの商品を顧客宅に即時配達するサービスを、米国の一部の都市で始めたが、このほど、その対象地域を広げる(発表資料)。
これは、eコマース商品を最短1時間以内で配達する、Prime会員向けサービス「Prime Now」を、ホールフーズの取り扱い商品も対象にするというもの。
2月時点では、テキサス州のダラスとオースティン、バージニア州のバージニアビーチ、オハイオ州のシンシナティの4都市のみをサービス対象としていたが、今回これに、カリフォルニア州サンフランシスコと、ジョージア州アトランタを加えた。
このうち、サンフランシスコは、約80万人を抱える、人口規模でオースティンと同等の大都市。アトランタは、人口がその半分程度だが、ジョージア州の州都で、同州最大都市。また、先ごろアマゾンが第2本社の建設候補地として絞った20カ所に入っており、注目されている都市でもある。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「進むホールフーズの「アマゾン化」 店頭商品の即配サービスを拡大中」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。