安全性などの問題が指摘されながら、企業などの一部で使われ続けているWebブラウザー「Internet Explorer 6(IE6)」の切り替えをめざして、開発元の米Microsoft(マイクロソフト、MS)が公式カウントダウンサイトを立ち上げた。以前からIE6の利用終了を訴えていたMSだが、あらためて世界中で利用率を1%以下に引き下げるとの目標を掲げた。
Windows XPの標準搭載ブラウザーとして広まったIE6は、登場からすでに10年が経過。Webサイトの表示の仕方がほかのブラウザーと異なることから、動画共有サイト「YouTube」などさまざまなインターネットサービスが対応の打ち切りを決めており、セキュリティ面での問題も指摘されている。2010年には米国で有志が「IE6の葬式」というイベントを催し、開発元のMS自らイベントに花を送るなどして、利用終了と新ブラウザーへの切り替えを促してきた。
ところが2011年2月末時点でいまだ世界のインターネット利用者の12%がIE6を使い続けているという。MSはこれを1%以下に引き下げる計画。カウントダウンサイトでは各国のIE6利用率を色分けして表示し、毎月更新しながら、1%以下になった地域を順に祝っていく予定だ。
本記事は、ニフティのニュースサイト「@niftyビジネス」向けに弊社が執筆した記事「「IE6」もう止めませんか?MSが終了カウントダウン」の一部です。全文は、@niftyビジネスのサイトにてお読みください。