米メディアの報道によると、韓国サムスン電子は現在、本体を折り畳むことができるスマートフォンを開発中だ(ウォール・ストリート・ジャーナル、ザ・バージ、マッシャブル)。
操作しやすく、持ち運びやすく
事情に詳しい関係者によると、この端末はサムスン社内で「Winner(勝利者)」というコードネームで開発が進められている。ディスプレーは7インチで、小型のタブレット端末に似ている。これを財布のように中央で二つ折りにすることができるという。
折り畳んだ際は表面にあるバー状(縦長の小さな)ディスプレーで各種の情報を確認できる。裏面にはカメラが配置されるという。
これまでも、他のメーカーが折り畳み式のスマートフォンを発売したことはあった。だが、それらの製品は、内側の2つのディスプレーが中央のフレームで分割されるデザイン。これに対しサムスンが開発中の新モデルは、2つのディスプレーがほぼ一体化する。利用時はタブレットのように大きな画面で操作でき、折り畳むと、手のひらや小さなポケットにすっぽり収まるという。
サムスンはこの製品をまず、モバイルゲーム・ユーザーなど、特定の利用者層に向けて販売する。それが成功すれば、来年(2019年)後半にも本格的な販売に移行する計画だと、事情に詳しい関係者は話している。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「サムスンが開発中の折り畳み式スマホとは? 新奇性のある製品を市場投入したい理由」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。