米商務省の統計によると、昨年(2017年)の米国における小売業の売上高は約5兆700億ドルだった。このうちeコマースの売上高は約4500億ドルで、小売全体に占める比率は約9%だった。
2000年の1%から右肩上がりで推移
この比率は2000年時点では1%にも満たなかったが、その後右肩上がりで推移し、昨年10~12月期には、初めて10%を超えた(PDF書類)。
今年(2018年)1~3月期には、9%台へと若干低下したものの、eコマース市場は今後も拡大を続けていくと見られている(ドイツ・スタティスタのインフォグラフィックス)。
もっとも、前述した小売業の売上高には、自動車や自動車部品、ガソリンステーションの売上高も含まれている。米市場調査会社のコムスコアによると、これらを除いた場合、米国の消費支出額に占めるeコマースの比率は20%近くになるという。
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