米アップルによる、度重なるiPhoneの生産計画変更によって、組み立て工場や部品メーカーなどのサプライヤー(供給網)の間で、不満の声が噴出していると、米ウォールストリート・ジャーナルが伝え、他の海外メディアでも話題になっている。
サプライチェーン全体に及ぶ影響
米カリフォルニア州クパチーノでのアップルの新製品発表イベントに臨んだ同社のティム・クック最高経営責任者(CEO)(2018年9月12日撮影)。(c) NOAH BERGER / AFP〔AFPBB News〕
記事によると、アップルは、今秋(2018年)発売した最新モデルの3機種について、いずれも当初予定の生産台数を減らした。また、価格が最も低いモデルについて、同社は一部のサプライヤーに対し、9月から来年2月にかけて約7000万台を生産するよう注文していた。しかし10月下旬、同社はこの台数を最大で3分の1減らすという新たな計画を告げた。
11月第3週には、サプライヤー数社に対し、同モデルの生産台数を再度縮小すると告げたという。生産計画見直しの影響は、アップルのサプライチェーン全体に及んでいるとウォールストリート・ジャーナルは伝えている。
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