アマゾンと言えば、成長戦略をとことん追求する企業として知られている。収益性の追求は二の次で、当面の利益を度外視してでも、顧客基盤の拡大を図るという企業である。
eコマースで採算性を厳しくチェック
しかし、ここ最近の同社は、採算性を厳しくチェックするようになったとウォールストリート・ジャーナルやビジネス・インサイダーなどの米メディアが伝えている。
アマゾンは社内で、採算が取れない商品を「CRaP(Can’t Realize a Profit)」と呼び、取り扱いを中止したり、パッケージ内容を変更するようメーカーに要請したり、配送をメーカーに依頼したりしているという。
ボトル入り飲料やスナック菓子などは、重量が重かったり、かさばったりするため、配送コストがかさむ。にもかかわらず、低価格。これらがアマゾンの言う「CRaP」だという。
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