米アマゾン・ドットコムは6月4日から米ラスベガスで、「Amazon re:MARS」と呼ぶ、機械学習(AI)、オートメーション、ロボット、宇宙探査に関するカンファレンスを開催している。この会場で同社は5日、ドローン(小型無人機)の新型機を披露した。
30分以内に商品を配達
同社は2013年から「Prime Air」と呼ぶ、ドローンを使った配送システムを研究・開発しているが、今回披露したドローンはその最新型。約2.3キログラムまでの荷物を運び、最長24キロメートルの飛行が可能。顧客宅の庭に30分以内で商品を届けられるという。
同社は、これを使った宅配サービスを数カ月以内に始める予定。先ごろ、米グーグルの関連会社が航空運送業者の認可をFAA(米連邦航空局)から受けたと伝えられたが、米ヤフーファイナンスや英BBCなどの海外メディアによると、アマゾンも同様の認可を5日に取得した。
FAAは、「アマゾンのPrime Airは、自社開発のドローンを使った宅配業務を米国で開始する計画。認可の有効期間は1年だが、更新も可能」とコメントしている。
(参考・関連記事)「グーグル、ドローン配送の商業サービス開始へ」
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