米国の市場調査会社IDCがこのほどまとめた、世界ウエアラブル機器市場に関するレポートによると、今年(2019年)1~3月期のメーカー別出荷台数は、米アップルが前年同期比49.5%増の1280万台となり、首位を維持。このあと、中国シャオミ(小米科技)が660万台(同68.2%増)で続いた。
一方、1年前にわずか130万台だった中国ファーウェイ(華為技術)の出荷台数は、ほぼ4倍の500万台に拡大。これにより、同社はメーカー別出荷台数ランキングで、3位になった。
「イヤ・ウォーン型」が急成長
IDCによると、ウエアラブル市場は現在、2つのタイプの製品が牽引している。1つはリストバンドやスマートウオッチといった腕に装着する「リスト・ウォーン型」で、出荷台数は市場全体の63.2%を占める。
もう1つは、ワイヤレスヘッドフォンなどの耳に装着する「イヤ・ウォーン型」で、こちらは全体の34.6%。イヤ・ウォーン型の出荷台数は1年前から135.1%増と急拡大。米アップルの「Siri」などAI(人工知能)アシスタントの利用拡大が、この分野の成長を後押ししていると、IDCは分析する。
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