米アマゾン・ドットコムは6月初旬、マシンラーニング、オートメーション、ロボット、宇宙に関するカンファレンス「MARS」を開催し、完全自動運転で飛行する宅配用ドローン(小型無人機)の新型機を披露した。
宅配用ドローンの往復路で監視
自社開発したコンピュータ・ビジョン技術とマシンラーニングアルゴリズムを用い、さまざまな条件下の障害物を検知し、回避するというものだ。すでにFAA(米連邦航空局)から航空運送業者の許可を得ており、数カ月以内に米国で宅配サービスを始める予定である。
ドローンは約2.3kgまでの荷物を運び、最長24kmの飛行が可能。顧客宅の庭に30分以内で商品を届ける。しかし、このほど公開された特許資料によると同社は将来、こうした宅配ドローンを使って、ホームセキュリティーサービスを提供できるようになると考えているようだ。
不審な動きを発見して通報
まもなく、ドローンで商品を運ぶことが当たり前の時代になると同社は見ている。顧客宅に荷物を届けるドローンと物流拠点に戻るドローンが空を行き交う中、それらにカメラやさまざなセンサーを搭載すれば、顧客宅を見守ることができ、宅配を有効活用できるという。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾンがドローン活用のホームセキュリティー構想 荷物を配達しながら顧客宅を見守り」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。