現在、米ニューヨークで建設中の高層オフィスビルのリース契約について、米フェイスブックが交渉を行っていると、米ウォールストリート・ジャーナルが伝えている。
300Mの高層ビル、3分の1に入居希望
場所は、マンハッタン西部ハドソン川沿いの都市再開発区域。ここではオフィスやマンション、商業施設、ホテルなど、合計16棟のビルから成る開発が行われており、一部はすでに開業している。そのうちの、高さ300メートルの高層オフィスビル「50ハドソン・ヤーズ」が2022年に完成する予定で、フェイスブックは、同ビルの延べ床面積の約3分の1をリース契約したいと考えている。
ビルの全体の延べ床面積は27万平方メートル(東京ドーム5.7個分)。フェイスブックが入居交渉しているオフィススペースの延べ床面積は9万3000平方メートル(東京ドーム2個分)という。
フェイスブックは2008年から、営業とマーケティングの従業員をニューヨークに置き、2012年には同都市でエンジニアを雇い始めた。2013年には、ニューヨーク大学近くのビルで、9300平方メートル分のオフィススペースのリース契約をした。
今回の契約がまとまれば、ニューヨークは、カリフォルニア州メンローパークの本社に次ぐ規模の業務拠点になると、ウォールストリート・ジャーナルは伝えている。
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