米アマゾン・ドット・コムのeコマースサイトに数多くの安全基準不適合商品があることが分かったと米ウォール・ストリート・ジャーナルが8月23日に報じた。
約4000点が基準を満たさず
同紙が調査したところ、当局に危険と判断されたものや販売を禁止されたもの、不当表示のものが合計で4152点あったという。そのうちの2000点以上は玩具と医薬品で、子どもの使用に関する健康リスクの注意書きがなかった。
また、少なくとも157点は、アマゾンが販売を禁止したと言っていた商品。その中には乳児を窒息させる恐れがあるとして米食品医薬品局(FDA)が警告していたスリーピングマットが複数あったという。
人々は日々、アマゾンを大規模小売店舗のように利用し、その商品は十分に安全だと考えている。しかし同社はフリーマーケットのような形態に進化しているようだとウォール・ストリート・ジャーナルは伝えている。
アマゾンは商品を厳格に審査していると言うが、日々増え続けるマーケットプレイス(出店者)の商品に対応できなくなっている。その多くは販売元が分からない、あるいは中国の業者で、十分な情報が提供されていないと、同紙は指摘している。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾンは粗悪品も混じる巨大な蚤の市? 出店者の商品に安全基準不適合が多数ありと米紙報道」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。