米Amazon.com(アマゾン)が、インターネット上に音楽を保存し、ストリーミング再生して聴けるオンラインストレージ「Amazon Cloud Drive」を開始した。Amazon.comの会員IDでログインし、音楽以外にも写真、動画、文書などのデータを5GBまで無料でアマゾンのオンラインストレージに保存でき、パソコンやスマートフォンから利用できる。2011年3月時点で、日本からは一部データの保存は行えるが、再生などの機能が使えない。
米国などでは音楽配信サービスで購入した楽曲などをネット上に保存し、ストリーミング再生で聴く「ロッカーサービス」が活発化しており、この市場にAmazon.comが新規参入する。
Amazon.comはすでに独自の音楽配信サービス「Amazon MP3」を運営しており、ここで購入した楽曲を直接保存できる。楽曲はアーティストやアルバムごとに分け、プレイリストを管理することも可能。Amazon MP3でアルバムを購入すれば1年間はAmazon Cloud Driveの保存容量が20GBに増える、という特典もある。なおAmazon MP3で購入し、直接保存した楽曲データはAmazon Cloud Driveの容量を消費しない。保存容量は年間20米ドルで追加することも可能だ。
本記事は、ニフティのニュースサイト「デジタル・トゥディ(Digital Today)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン、クラウド上に音楽を保存し、どこからでも聴ける「Cloud Drive」」の一部です。全文は、デジタル・トゥディ(Digital Today)のサイトにてお読みください。