インターネットイニシアティブ(IIJ)がミニブログサービス「Twitter(ツイッター)」上に設置したアカウント「@quake_alert」で、気象庁の緊急地震速報を配信している。緊急地震速報に対応した専用受信端末を持たなくても、アカウントをフォローすることで速報を確認することが可能だ。
気象庁が発表する緊急地震速報には、テレビや携帯電話などで情報を迅速に伝える「一般向け緊急地震速報」と、推定震度や到達時間などの詳細な情報を専用受信端末に配信する「高度利用者向け緊急地震速報」がある。一般向けは、複数の地震計で地震波を観測し、最大震度が5弱以上と予想された場合に報じられる。高度利用者向けは、1カ所の地震計による最初の地震波観測を第1報とし、その後予測精度を上げながら数秒から1分ほどの間に数回報じる。
@quake_alertでは、IIJが専用回線で受け取った高度利用者向け緊急地震速報の第1報を即時投稿する。観測データが限られた第1報であるため、誤差が大きい可能性や、落雷や機器の障害などによる誤報の場合もあるが、地域を特定したいち早い地震発生の情報を得ることができる。なお、同アカウントには一般向け緊急地震速報は投稿しない。
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