コンテンツ産業を悩ますインターネット上の著作権問題を解決しようと、新たな取り組みが始まった。ファイル共有ソフトなどで不正に出回った絶版漫画に広告を付けてあらためて公開し、収益を著作者に還元することで「合法化」する。漫画の無料配信サービス「Jコミ」が企画し、違法流通した作品を所有している人に広く提供を呼びかけている。
Jコミは、人気漫画家の赤松健氏が代表取締役を務める企業。著作者の了解のもと、絶版漫画に広告を付けてPDF形式で無料配信し、利益を著作者に還元している。
新たな企画名は「違法絶版マンガファイル浄化計画」。ファイル共有ソフト「Winny」や「Share」、匿名掲示板などで違法に出回った絶版漫画を対象に「合法化」を試みる。過去にこうした手段で作品をダウンロードした人に、Jコミの公式サイトからアップロードを呼びかけている。
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