まだ一部の地域や分野という制約があるものの、米国ではドローン(小型無人機)を使った配達サービスが始まった。
グーグル、宅配荷物や市販薬届ける商業サービス
米グーグルの持ち株会社である米アルファベット傘下でドローンメーカーの米ウイングは10月19日、米バージニア州で宅配サービスを始めたと発表した。
これは、eコマースの商品をドローンで運ぶ米国初の商業サービスだという。
ウイングは今年(2019年)9月に米国で実証実験を始めていた。米物流大手フェデックス(FedEx)や米ドラッグストアチェーン大手のウォルグリーン、地元の小売業者と提携し、宅配の荷物や市販薬、スナック菓子、文房具などを顧客に届けるというものだ。
本格的に始まった新サービスでは初日にバージニア州クリスチャンズバーグの住民に対し、フェデックスの荷物やウイングの専用アプリを使って顧客が注文した感冒薬などを届けたという。
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