東北地方太平洋沖地震の影響で、就職活動をしている学生の9割近くに影響が出ており、就職活動への不安が増している。志望意欲の維持や意識醸成のためには、採用企業はすばやくはっきりした情報提供を行う必要がある。こんな調査、分析結果を毎日コミュニケーションズがまとめた。
この調査は2011年4月1―5日の期間、2012年卒業予定の大学4年生と大学院2年生を対象にインターネット上で実施し、1000人から回答を集めた。86%の学生は、震災によってエントリーしていた企業の採用計画に影響があったといい、内容は「エントリーシートの提出期限が延期になった」の87%を筆頭に、筆記試験、適性検査、個別企業セミナー、面接、就職活動のが延期になる事例が多くみられた。
震災で採用の公平さを保つために企業がどんな対応をとるべきか、学生全体では「現状の面接をしつつ被災者には別途面接の日程を設ける」という考えが52%で高いが、被災地域の学生に限ると「全員一律で面接時を後ろ倒す」が47%と高くなる。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「震災、就活学生の9割に影響、負担増に」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。