ヤフーがまとめた2011年3月期(2010年4月―2011年3月期)の連結業績は、売上高が前年比4.5%増の2,924億円、純利益が同10.4%増の921億円と好調だった。リスティング広告(検索連動型広告)で、広告会社を経由し旅行・通販業界の出稿が増えたほか、ネット経由で中小企業からの出稿が伸びた。売上高、純利益とも14期連続で過去最高を更新した。
営業利益は前年比11%増の1,596億円、営業利益率は54.6%で前年の51.4%から上昇している。
事業別にみると、広告会社経由で入るリスティング広告など、ヤフーの主力に当たるメディア事業が高い成長を示した。同事業は売上高が7.8%増の1,102億円、営業利益が19.2%増の590億円。リスティング広告で旅行、通販などの出稿が増加したほか、ディスプレイ広告(バナー広告)も金融・保険、自動車、ネット情報サービス、そして食品などが伸びた。動画配信サービスの「GyaO」も黒字化した。
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