NTTがまとめた2011年3月期(2010年4月―2011年3月期)の連結業績は、売上高が前年比1.2%増の10兆3,050億円と4期ぶりの増収となった。純利益は同3.5%増の5,096億円。
東北地方太平洋沖地震の影響で、被災設備の除却損および復旧工事に要した費用など、営業費用に282億円を計上したが、営業利益は前年比8.7%増の1兆2149億円となった。税引き前当期純利益は5%増の1兆1,758億円。
ブロードバンドサービスでは「フレッツ光」でパソコンに不慣れな人でも操作できるタブレット型端末の提供や、最大通信速度がおおむね1Gbpsの「フレッツ 光ネクスト エクスプレスタイプ」の提供を開始するなどサービスを拡充した。携帯電話ではスマートフォンで「iモード」と同じメールアドレスの利用やコンテンツ決済が可能な「spモード」を提供したことをはじめ、次世代通信(LTE)を利用した新サービス「Xi(クロッシィ)」の提供を東名阪の一部地域から開始し、モバイルWi-Fiルータの提供も始め、販売を拡大した。
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