SNS世界最大手「Facebook(フェイスブック)」が日本でも存在感を増すなか、文部科学省が導入を決め、公式ページを開設した。官公庁が利用を始めたことで、動画共有サイト「YouTube(ユーチューブ)」やミニブログ「Twitter(ツイッター)」と同じく社会インフラとしての地位を得る可能性がみえてきた。
文科省がFacebookに公式ページを開設した理由は、情報発信手段の多様化と迅速化、それに英語圏への情報発信のためだ。さらに停電など非常時に文科省の公式サイトがつながりにくくなった場合、FacebookやTwitterに開設した公式アカウント「@mextjapan」を通じて情報発信を継続する狙いもある。東北地方太平洋地震の影響で岩手県の公式サイトがつながりにくくなった際、同県がFacebookやTwitterを駆使して情報発信を続けたという前例もあり、災害時の有効な対策の1つと言える。
文科省がFacebookで配信するのは、公式サイトの新着情報に加え、YouTube公式チャンネルに投稿した新着動画、Twitter公式アカウントでのつぶやき、そして英文による施策紹介だ。同省の概要も掲載する。さらに今後の予定として、週1―2回程度、Facebookの掲示板「ウォール」で施策に関するトピックなどを配信する。
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