日立製作所と日本オラクルは、データベースシステム構築の共同ソリューションセンター「日立―オラクルVirtage(バタージュ)ソリューションセンター」を開設した。日立のサーバー仮想化機構「Virtage」とオラクル製品を組み合わせたデータベースシステムの検証と普及促進に取り組む。
共同ソリューションセンターは、オラクルのデータベースクラスタリング技術「Oracle Real Application Clusters(オラクルRAC)」の稼動環境としてVirtageが認定されたことを受けて運用するもの。VirtageとOracle RACおよびデータベースソフトウエア「Oracle Database 11g(オラクルデータベース11g)」を組み合わせたシステムの検証を通じて、データベースシステムの構築と統合に関する診断や事前評価を実施する。
Virtageは日立の統合プラットフォーム「BladeSymphony(ブレードシンフォニー)」で採用している独自技術で、CPUやメモリーなどのハードウエアリソースを複数の論理パーティション(LPAR)に分割し、それぞれ独立した1台のサーバーのように利用できる。今回の認定により企業はVirtageを利用したサーバー仮想化環境で、Oracle RACとOracle Database 11gを組み合わせたデータベースシステムを手軽に構築し、管理できるようになった。
本記事は、ニフティのニュースサイト「クラウド・トゥデイ(Cloud Today)」向けに弊社が執筆した記事「日立と日本オラクル、DBシステム構築の検証センターを共同開設」の一部です。全文は、クラウド・トゥデイ(Cloud Today)のサイトにてお読みください。