米アマゾン・ドット・コムは、自社eコマース商品の物流業務を米ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)や米郵政公社(USPS)、米フェデックス(FedEx)といった大手に委託している。
しかし、最近の同社は自前の物流事業に力を入れており、その規模を急速に拡大させている。
自社便だけで年間25億個を配達、22年には65億個に
米モルガン・スタンレーの調査を基に伝える米CNBCの記事によると、アマゾンの物流業務は、同社が米国で販売するネット通販商品のほぼ5割を手がけるまでに拡大したという。
この比率は1年前で2割程度だった。同社は現在、年間25億個の荷物を自前の物流事業で配達している。これに対しUPSの年間配達個数は47億個、フェデックスでは30億個。
アマゾンの物流事業の規模は今のところ、競合の5分の1以下にとどまるという状況。しかし、その2018年から2022年までの年平均増加率は68%になるとモルガン・スタンレーは推計している。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「拡大止まらぬアマゾンの物流事業 2022年には大手UPSとFedExを追い抜く見通し」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。