米調査会社のIDCによると、中国の今年1~3月期のスマートフォンの出荷台数は、1年前に比べ30%以上減少する見通しだという。
予測不可能な「ブラックスワン現象」
新型コロナウイルスの感染拡大が1月下旬の春節(旧正月)のショッピングシーズンに影響を及ぼしたが、その影響は、その後数カ月にも及ぶとみている。今年の上半期、世界最大のスマートフォン市場である中国市場は極めてまれで、予測不可能な「ブラックスワン現象」を経験する恐れがあるという。
これに加え、メーカーの新製品計画やサプライチェーン(部品供給網)、販売チャネルの中長期的な動向にも不透明感が出てきたという。
また、シンガポールに本部を置く調査会社カナリスは2月3日に公表したレポートで、今年1~3月期の中国におけるスマートフォン出荷台数が昨年10~12月期に比べ40~50%落ち込むとみている。
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