米CNBCによると、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、米アップルのスマートフォン「iPhone」の出荷が滞ると著名アナリストが指摘している。
これは、アップル製品の市場動向やサプライチェーン情報に詳しい中国TFインターナショナル証券のミンチー・クオ氏が予測したものだ。
2020年1~3月期の出荷台数は、従来予測を10%下回る3600万~4000万台になると同氏はみているという。
iPhone製造の鴻海、3月末のフル稼働を見込む
しかし、その後の報道によると、影響はより大きく、長期に及ぶ様相を呈している。
米ウォールストリート・ジャーナルによると、iPhoneの組み立てを請け負う、台湾の鴻海精密工業(ホンハイ)は操業を再開しているものの、現在は通常時の5割の生産能力で稼働している。
鴻海の劉揚偉董事長(会長に相当)は3月3日に開いた投資家向けの電話会議で、中国工場が通常の生産体制に戻るのは3月末だと説明した。
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