日本IBMは、クラウドモデルで提供している企業向けコラボレーションサービス「LotusLive(ロータスライブ)」の専用データセンターを日本国内に新設する。アジア地域の顧客へのサービス向上を目的に構築するもので、米国以外では初めてとなる。9月下旬に同データセンターによるサービス提供を開始する予定。
LotusLiveは、電子メール機能、情報共有と共同作業のためのコラボレーション機能、Web会議やWebセミナー向けのWeb画面共有機能をオンラインで提供するサービス。企業は既存のIT環境に手を加えることなく、インターネットに接続されている環境であればすぐに使い始めることができる。社外の関係者が共同作業やWeb会議に参加する必要がある場合、追加ライセンス不要で「ゲスト」として招待することができる。
同社は日本国内にLotusLiveの運用拠点を設けることで、日本を中心とした顧客に対する応答時間の短縮を見込んでいる。また、法規制やセキュリティの観点から国外でのデータ保存が難しい企業も、安全なクラウドコンピューティング環境でコラボレーションツールを活用できるとしている。
本記事は、ニフティのニュースサイト「クラウド・トゥデイ(Cloud Today)」向けに弊社が執筆した記事「IBM、米国以外で初のLotusLive専用データセンターを日本国内に新設へ」の一部です。全文は、クラウド・トゥデイ(Cloud Today)のサイトにてお読みください。