米アップルのティム・クックCEO(最高経営責任者)が自動運転車の開発計画をほのめかしたと、米CNBCが4月5日に報じた。ポッドキャストのインタビュー番組で語ったという。
クック氏「製品を取り巻く重要技術を自社で持ちたい」
「私の考えでは自律動作は中核技術だ。一歩離れて見れば、自動車はさまざまな点でロボットの要素がある。そして自律走行車はロボットだ。自律技術を使ってできることはたくさんある。我々はアップルが何をするのか検討している」と述べた。
同氏は「社内で多くのことを研究している。多くは日の目を見ないが、1つも日の目を見ないとは言わない」とも語った。
アップルが自動車そのものを開発しているのか、それとも自動車に使われる技術を開発しているのか、という問いにクック氏は答えなかった。
だが「我々は製品を取り巻く重要技術を自社で持ちたいと考えている」とし、「ハードウエアやソフトウエア、サービスを統合したいと考えており、それらの交点を探っている。そこに不思議な力が宿ると信じているからだ」とも語った。
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