IT大手の米オラクルが23日に2011年3~5月期の決算を発表した。同社が高性能サーバーの米サン・マイクロシステムズの買収を完了したのは2010年の1月。その後4四半期が過ぎ、今回の決算で初めて1年前との比較が分かり、買収効果が明らかになると期待されていたが、注目されていたハードウエア事業は減収だった。
これを嫌気してオラクル株は同日の時間外取引で下落したと米ニューヨーク・タイムズなどが報じている。
3~5月期(2011会計年度第4四半期)の売り上げを見ると、主力のデータベース関連ソフト事業は77億ドルとなり、1年前に比べ17%増えた。
このうち将来の収益拡大の指標となる新規ライセンス収入は同19%増の37億ドル。またライセンスの更新や製品サポートによる収入は同15%増えて40億ドルだった。
ハードウエア製品の売り上げ6%減に
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