米国で利用されているスマートフォンに占める米アップルの「iPhone」の比率が50%を超えた。香港のカウンターポイント・リサーチが分析したデータを基に英フィナンシャル・タイムズが報じた。
「着実にAndroidからiOSに流れている」
iPhoneの初代機が市場投入された2007年以降、初めて50%を突破した。米グーグルの基本ソフト(OS)「Android(アンドロイド)」を搭載した他社端末は約150種類が流通するが、それらのシェアの合計値を上回った。
カウンターポイントのディレクター、ジェフ・フィールドハック氏は、「利用者にとってOSの選択は、信念や習慣のようなもので、シェアは突如大きく変化することはない。しかし過去4年間で、利用者は着実にAndroidからアップルのiOSへと流れた。これは大きな節目であり、他の国でも同じことが起きる可能性がある」と述べている。
また、英国の市場調査会社CCSインサイトのアナリスト、ベン・ウッド氏は、「iPhoneのシェアが急に10%や15%伸びるという大きな変化ではないものの、アップルは毎年、静かにゆっくりとシェアを伸ばしている」と指摘する。
本記事は、「Yahoo!ニュース 個人」向けに弊社が執筆した記事「米でiPhone比率が初の50%超え、サービス成長に寄与」の一部です。全文は、Yahoo!ニュース 個人のサイトにてお読みください。