欧米などでハッカーの攻撃が激化し、日本企業の情報システムの安全性にも関心が集まっているが、国内のシステムの44%は「ファイアウォール」の内側に侵入を受けた場合の攻撃に対して無防備だという。NRIセキュアテクノロジーズが分析結果をまとめた。
NRIセキュアテクノロジーズが2010年度に提供した情報セキュリティ対策サービスを通じて得たデータをもとに、報告書を発表した。それによるとインターネットからの脅威に対し、不要な通信を遮断する「ファイアウォール」に大きく依存した対策をとっているシステムが多く、これらのシステムでは仮にファイアウォールの内側への侵入を許すと、あらゆる情報を盗み取られるなどの被害につながる恐れがある。
また企業のWebサイトについて、徐々に危険なサイトの割合は減少しつつあるものの、いまだに31%で重要情報を奪取可能などの重大な問題が存在するという。特にセキュリティ診断を受けた経験がない企業が運営している場合、40%のサイトで重大な問題が存在する。
本記事は、ニフティのニュースサイト「デジタル・トゥディ(Digital Today)」向けに弊社が執筆した記事「企業のシステム「ファイアウォールの内側へ侵入されると無防備」が44%」の一部です。全文は、デジタル・トゥディ(Digital Today)のサイトにてお読みください。